メンズはセットが楽なパーマがおすすめ【種類・持ち期間・価格も解説】

メンズにおすすめの髪型はパーマです。私は超直毛かつ、つむじの位置的にぺちゃんこになりやすいため、どんな髪型をしても上手くいかなかった人間です。ですが、パーマと出会って最高の髪型を手に入れることができ、自分に似合う髪型と出会えました。

パーマはどんな方にもおすすめです。事実、雑誌やネットでヘアスタイルとして紹介されているものはほとんどがパーマをかけています。パーマをかけることが前提で作られているネットで見かけるヘアスタイルを独学でやろうとしても上手くいきません。逆をいば、パーマをかければいろんな髪型を楽しむことができます。

今回はメンズパーマの特徴と魅力について解説いたします。自分に似合う髪型がわからない方やカッコ良い髪型がつくれない方はぜひ参考にしてみてください。

メンズがパーマをかけるメリットとデメリット

メンズがパーマをかけるメリット

• 髪の毛にボリュームがでる
• 簡単なセットでカッコよくできる
• ノーヘットでもカッコいい
• どんな髪型でも似合う

髪の毛にボリュームがでる

私のように直毛で髪型のボリュームに困っている方にとっては救世主のようなメリットです。ボリュームのある髪型は「若々しさ」「かっこよさ」「おしゃれさ」な印象を与えます。清潔感もアップします。

ボリュームのないぺちゃんこな髪型は絶対にNGです。かっこいい雰囲気が全くでません。髪型がぺちゃんこのアイドルや俳優をみたことがあるでしょうか？彼らはボリュームのあるかっこいい髪型で表に立っていますよね。ボリュームのある髪型の方をしている方が良いのです。

パーマをかけるだけでボリューム感を手にすることができます。高度な髪の毛セットのテクニックを学び時間をかけてセットをするよりもはるかにお手軽です。

簡単なセットでカッコよくできる

私がパーマを好きな大きな理由になっているのがこれです。私と同じく直毛の方はわかると思いますが、ボリューム感のある髪型や動きのある髪型にセットしようと思うと大きな手間をかける必要があります。ドライヤーで立ち上げたりヘアアイロンで癖をつけたあと、ワックスでセットしてスプレーで固めなければいけません。どれかが欠けたらすぐぺちゃんこになります。

しかし、パーマをかけているとボリューム感・動きのある髪型がとっても簡単にできます。正直、寝起きの状態でボリュームも動きも出てるのでジェルやワックスを毛先になじませてあげるだけで完成です。パーマをかけずに必死にセットしてつくった髪型よりもはるかにかっこいい髪型がこれだけで作れてしまいます。

ノーヘットでもカッコいい

パーマのらくなところはノーセットでもある程度かっこいいところです。朝寝坊した時や、ちょっと近くに外出する時など、セットする余裕がない、セットがめんどくさいタイミングってありますよね。そんな時にパーマは頼りになります。完全に手入れ0の感じが出ないため、ある程度の清潔感を出すことができます。

とはいってもやっぱりセットはした方が良いので、時間や心に余裕がある時は基本セットするようにしましょう。ノーセットでもOKという保険に入っている感覚ですね。

どんな髪型でも似合う

パーマはどんな髪型でも似合います。前髪をおろす・あげる・わける、どんなスタイルもいけます。日によって前髪をおろすかあげるか気分で変えることもあると思いますが、どっちもかっこよく決まります。

ヘアカタログにのっているモデルさんの髪型はどれもパーマをかけた上でセットしたものです。そこからもパーマはストレートよりもセットで形をつくりやすいことがわかりますね。今まで上手くセットできなかった人もパーマをかけることでかっこいいセットができるようになります。

メンズがパーマをかけるデメリット

• 頭皮へダメージがある
• 値段が高い
• 定期的にかける必要がある

頭皮へダメージがある

パーマ剤を使用する都合上、どうしても頭皮へのダメージが発生します。また頭皮によってはパーマ剤で痛みを感じる場合があります。頭皮の強い弱いは人それぞれなので、まったく痛みを感じない人もいれば大きな痛みを感じる人もいます。私は頭皮が最弱レベルなのでパーマ剤がすごくしみます。正直痛いです。

値段が高い

パーマは7600円〜が相場です。カットのみだと3000円〜くらいなので倍くらい値段がすることになります。女性だと一回の美容院でこれくらいかけてメンテナンスすることは一般的ですが、カット料金になれている我々メンズからすると高く感じますよね。

ですが、イケてるメンズになるためにはお金がかかるものだと割り切るしかないです。生まれた瞬間からイケメンの人は無課金でモテますが、私のようにイケメンで生まれなかった人間は課金してようやくモテます。理不尽な世の中ですが、自分のために課金しましょう！無駄にはならないと私が保証します。

定期的にかける必要がある

時間経過でパーマは落ちていってしまいます。くるくるだった髪の毛がだんだんと直毛に戻っていくのは寂しいものです。パーマの髪型を継続させるには定期的にパーマをかける必要があります。

パーマにも種類があり、なんのパーマをかけたかによってカールの持ちに差がでます。詳しくは後述するパーマの種類の解説で説明します。

パーマの種類と特徴

パーマは大きくわけるとコールドパーマとホットパーマの2種類に分かれます。かなり性質が異なるので、しっかり知識をつけておきましょう。

コールドパーマの特徴

一般的なパーマです。美容院のメニューなどでパーマと表記されているものは基本的にコールドパーマのことを指します。メンズがパーマとなると大体はこのコールドパーマをすることが多いです。コールドパーマの特徴は以下の通りです。

• 根元までしっかりパーマがかかる
• パーマの持ちは1〜3ヶ月
• 頭皮へのダメージが大きく髪の毛へのダメージが小さい
• ホットパーマより値段が安い
• 短髪でも実施可能

根元までしっかりパーマがかかる

コールドパーマは根元からパーマをかけます。根元までかかることによってボリューム感がでます。個人的にコールドパーマの1番のメリットです。仕上がりもばっちり決まります。

パーマの持ちは1〜3ヶ月

コールドパーマの場合、1〜3ヶ月程度でパーマが落ちてしまいます。パーマの維持はパーマ用シャンプーを使うなど日々のメンテナンス次第で大きく変わるところなので1〜3ヶ月と範囲が広めになっています。また、私のように超直毛だと早めに落ちてしまいます。メンテナンスと髪質に影響をうけるということになります。

1〜3ヶ月となると結構早めに落ちてしまう印象です。パーマの持ちは後述するホットパーマの方が良いです。

頭皮へのダメージが大きく髪の毛へのダメージが小さい

コールドパーマは頭皮に直接パーマ剤がかかるためホットパーマに比べて頭皮へのダメージが強めです。また、パーマ剤を使用する回数は3回が一般的でホットパーマよりも回数が多いです。私の場合、コールドパーマだと痛みを感じてしまいます。

ですがホットパーマに比べて髪の毛へのダメージは少ないです。ここは安心ですね。

ホットパーマより値段が安い

コールドパーマはホットパーマより安いです。パーマの相場は7600円〜と前述しましたが、これはコールドパーマの値段です。ホットパーマはもっと高くなるので、コールドパーマの方がお財布に優しいです。

短髪でも実施可能

コールドパーマは短髪でもかけることができます。ホットパーマは短髪すぎるとかけられないので、髪の毛が短めの方はコールドパーマを選びましょう。

ホットパーマの特徴

ホットパーマは髪に熱を与えてパーマをかけます。ホットパーマで代表的なものはデジタルパーマです。
デジタルパーマはヘアアイロンの強化版のような装置を使って髪の毛に熱を与えます。
私はコールドパーマよりもデジタルパーマを愛用しています。

• 根本を外して毛先にパーマをかける
• パーマの持ちは3〜6ヶ月
• 頭皮へのダメージが少なく髪の毛へのダメージが大きい
• コールドパーマより値段が高い
• ある程度の髪の長さが必要

根本を外して毛先にパーマをかける

コールドパーマの大きな違いです。ホットパーマは根本を外してパーマをかけるので毛先のみにカールが出ます。
なので髪の毛の動きはコールドパーマ同様でますがボリューム感アップには期待できません。
ボリューム感は根本の立ち上がりが大事なため、ボリューム感が欲しい人がホットパーマをかけた場合はセットで工夫する必要があります。

パーマの持ちは3〜6ヶ月

ホットパーマの大きなメリットでパーマの持ちが非常に良いです。３〜６ヶ月ほど持ちます。
何度もかけ直すのが面倒だったり、すぐ落ちてきて悲しい気持ちにならないのが良いですね。
また、パーマを高頻度でかけなくて済むので頭へのダメージも抑えられます。

頭皮へのダメージが少なく髪の毛へのダメージが大きい

コールドパーマと逆のダメージ配分になっています。ホットパーマは一般的にパーマ剤の回数は２回で毛先のみに使用します。パーマ剤の使用回数自体が少なく、頭皮に基本つかないので頭皮ダメージはかなり抑えられます。
しかし、熱を与えてパーマをかけるため髪の毛へのダメージが大きいです。
女性にとって髪の毛へのダメージは深刻ですが、我々男性は髪は伸びたら切ります。なのでここはそこまで気にする必要はないかなと思っています。
私たちが気にするべきは髪の毛ケアよりも禿げないことです。頭皮ダメージはハゲに影響するため、私はホットパーマであるデジタルパーマをかけています。

コールドパーマより値段が高い

ホットパーマは基本的にコールドパーマよりも高額になります。
コールドパーマの説明で7600円〜と紹介しましたが、代表的なホットパーマであるデジタルパーマの相場は10000〜となります。ボリューム層としては14900円くらいです。
これはなかなか高めですよね。
デジタルパーマは髪の毛ダメージが高いため、良いパーマ剤を使用してもらうのがおすすめです。美容院のパーマメニューは使用するパーマ剤によって値段が別れていることが多く、ぜひとも良いパーマ剤を選びましょう。自分の髪の毛のためです。
そうなると14900円くらいになります。安いパーマ剤で良いという場合はもう少し安く抑えられますが自己責任でお願いします。

ある程度の髪の長さが必要

根本を外して髪の毛を熱で巻いていくため、巻けるだけの髪の長さが必要です。ショートの方は長さ的にデジタルパーマを断られる可能性があります。
私が実際にデジタルパーマをかける数日前の写真がこちらです。

前髪は長さOKと言われましたが、横と後ろがギリギリの長さだと言われました。無理を言ってデジタルパーマを実施してもらいましたが、もう少し伸ばしてきてくださいねと言われてしまいました。
なので皆さんがデジタルパーマに挑戦する場合は最低でもこれくらい、理想はもう少し長めです。

メンズパーマをかけるビフォーアフター・実際の変化

皆さんのパーマへのイメージがわかりやすくなるために、実際に私がパーマをかけた際の変化を参考に紹介します。
コールドパーマ・ホットパーマどちらもやったことがあるので、両パターンお見せします。

パーマをかける前

パーマをかけていない状態はこんな感じです。ボリューム感のなさが目立ちますね。
１枚目の画像は髪が長めで重い最悪の状態で、２枚目は美容院後で髪が軽くなっている状態です。
２枚目くらいであれば外にはまだ出られそうですが１枚目は完全におわってますね…

2枚目であってもこれは整えてある状態でして、寝起きだともっとぺちゃんこでとんでもないことになってます。
なのでどちらの状態もセットが必須です。

パーマをかけた後・コールドパーマの場合

コールドパーマだとこんな感じです。髪の毛に動きがだいぶついたのがわかりますね。
パーマをするだけで印象がかなり変わることがわかると思います。１枚目はノーセット状態で２枚目はパーマが落ちかけていますがセットしている状態です。
１枚目の状態でも外に出られますよね。これでもちょっとだけオシャレな感じが出せます。
２枚目はワックスをぱぱっとつけてボリューム感をより出してますね。パーマ前のぺちゃんこな頭のてっぺんと見比べてもらうと差は歴然です。２枚目のこの感じを出すのにも直毛だと苦労するので、大変助かります。

パーマをかけた後・ホットパーマ（デジタルパーマ）の場合

どちらもノーセットの状態です。髪の毛先がウェーブになっているのがわかります。この髪型はデジタルパーマをかける時にセンターパートがやりやすいようにかけてくれたので簡単に真ん中で分けられるようになっています。
コールドパーマとの違いはくるくる感がやや抑え目というところでしょうか。個人的にはコールドパーマはクルクル、デジタルパーマはウェーブになると実感しました。
デジタルパーマの場合も毛先に動きがついているので何もしなくてもオシャレな感じを出すことができます。
ボリュームに関してはコールドパーマの方が優れているのもわかると思います。

メンズのパーマはモテる

パーマをかけることでの自分へのメリットやパーマの特徴について紹介しましたが、ここでは他者からの評価がどうなるかを解説します。ここの章は私の実体験の話になります。パーマをかけたらモテるだのモテないだの色々情報が溢れていますので、実際に自分はどういう反応をもらったのかをお話しします。その方が信憑性もあると思うので。

結論ですが、男女ともに大変好評でした。特に女性からの評価が高く、「カッコ良くなった」「絶対そっちの方がいい」と言われるほどでした。男からは「いいじゃん」みたいな感じでしたがどこでパーマをかけていくらくらいだったかなどを聞かれ、自分も行ってみようかなと言っていました。

前よりもいい目で見られたなどの基準がよくわからない話ではなく、実際に私が直接言われた話です。パーマがいかに好評を得るかがわかると思います。褒めるよりもけなす方が得意な人が多い中でこの反応は自信を持ってパーマをおすすめできる根拠になっています。

自分を変えたい、かっこよくなりたい、女性にモテたい、そんな思いがある方はぜひ一度パーマをかけてみることをおすすめします！

まとめ

パーマのメリット・デメリット、パーマの種類と特徴、パーマのビフォーアフター、パーマをかけた時の周りの反応について紹介しました。皆様のパーマへの挑戦の後押しになれれば幸いです。

男なら誰でもよりかっこよくなれる魔法のようなものだと思います。やってみて損はないです！